RIA とは?
RIA(Rich Internet Application)とは、
高い操作性と豊かな表現力を持つWebアプリケーションを指す言葉です。
近年のWeb技術の発展により、従来型のWebアプリケーションは
最新技術を取り入れたWebアプリケーション(=RIA)へと進化しています。
RIA 登場の背景
Webアプリケーションは、ネットワークに接続されているPCであれば
ブラウザを通して手軽に利用することができます。
このWebアプリケーションの利便性は、アプリケーションの配布・インストールが
必要なクライアントサーバ型アプリケーションに比べて大きなメリットです。
しかしながら、従来型のWebアプリケーションはその利便性の反面、
クライアントサーバ型アプリケーションに比べて操作性、表現力に
乏しいというデメリットがあります。
特にこのデメリットは、業務アプリケーションを構築する場合に障壁となっていました。
RIAは、Webアプリケーションの利便性と、
クライアントサーバ型アプリケーションの操作性、表現力を合わせ持つ、
新しいアプリケーション形態です。
RIA のメリット
RIAの特徴は、Webアプリケーションとクライアントサーバ型アプリケーション双方のメリットを合わせて持っていることです。
すなわち、「表現力」、「操作性」、「利便性」の3点がポイントとなります。
RIA実現の候補とされる技術の多くはこれらの3点をカバーしています。
「表現力」、「操作性」、「利便性」に関するRIAの特徴を以下に挙げます。
表現力
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チャートによるデータの可視化が可能です。
大量のデータを整理して表示するダッシュボード型アプリケーション等に適します。
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アニメーション効果によりアプリケーションに動きを与えることができます。
これは、ユーザの操作を誘導したり、アラートを分かりやすく表示する等に応用することができます。
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動画・音声等のマルチメディアをアプリケーションで利用することができます。
操作性
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従来型のHTMLベースのWebアプリケーションのように、
操作の度にリロード(画面の再読み込み)が発生しません。
このため、効率よく作業が行えます。
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ドラッグアンドドロップ等の直観的な操作が可能です。
利便性
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クライアントPCにはプラグイン、あるいはランタイムのインストールが必要ですが、
ほとんどの場合、これらは軽量でありインターネットから簡単にインストールすることができます。
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アプリケーションはサーバにて一元管理され、ユーザは常に最新の
アプリケーションを自分のPCにダウンロードすることができます。
RIA 実現技術
近年、RIAを実現するための様々な技術が登場しており、
RIA分野は注目されています。
代表的なRIA技術は以下の通りです。
※2009年5月時点の情報
RIA技術
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動作環境
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概要
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Adobe Flex
アドビシステムズ(株)
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Windows, Mac, Linux
ブラウザにFlash Player(9以上)プラグインのインストールが必要。
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Flashベースのアプリケーションを効率良く作成するためのフレームワーク。
現バージョンはFlex3、次期バージョンのFlex4も発表予定である。
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Adobe AIR
アドビシステムズ(株)
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Windows, Mac, Linux
AIRランタイムのインストールが必要。
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Flex,Flash,HTML,Ajax等のWeb技術を用いたWebアプリケーションを、
デスクトップ上で実行するためのランタイム環境。
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Silverlight
マイクロソフト(株)
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Windows, Mac
ブラウザにSilverlightプラグインのインストールが必要。
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リッチインタラクティブアプリケーションを実現するブラウザ・プラグイン。
Silverlight3.0ベータも発表され、今後期待されるRIA技術。
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Curl
(株)カール
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Windows, Mac, Linux
Curlランタイムのインストールが必要。
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操作性の高いGUIや、2D・3D等のグラフィック、またFキー等のキー指定が可能である等、
クライアントサーバ型アプリケーションの持つ操作性を実現できる。
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JavaFX
Sun Microsystems
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Javaが動作可能な環境。
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2008年末に正式版のJavaFx1.0が発表され、
今後注目されているRIA技術。JavaVM上で動作する
RIAアプリケーションを実現できる。
デスクトップPCだけでなく、携帯電話などの領域もカバーしている。
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Ajax
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OSは問わない。
JavaScriptを実行可能なブラウザであれば動作可能。
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既存のJavaScriptやHTML技術を組み合わせた開発手法の総称。
多くのJavaScriptライブラリが発表されている。
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弊社では、アドビシステムズ株式会社の Adobe Flex を使用した
Webシステムの構築をご提案しております。
弊社のRIA開発
弊社では、以下の理由から Adobe Flex によるRIA構築をご提案致します。
Flash Playerの普及
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アドビシステムズ株式会社の2009年3月時点の公表値によると、
日本における Flash Player の普及率は99%を超えています。
内訳として、Flex が動作するFlash Player 9と10の普及率は、
バージョン9が99.8%、最新版のバージョン10はリリース1年以内にして72.0%に達しています。
このように、Flash Playerは一般に広く普及しています。
Flex の普及
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前バージョンのFlex2が発表された2006年から、
最新版のFlex3が利用される2009年現在、
Flexを採用する企業も増えてFlex技術自体が浸透しつつあります。
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業務アプリケーションから一般消費者向けのWebアプリケーションまで、
多くのFlex構築事例があることからも安心して使える技術であると考えます。
ブラウザベースのRIA実現からAdobe AIRへの拡張
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RIA技術には、その動作環境としてブラウザプラグインとランタイムの2通りがあります。
前者はFlexやSilverlight等、後者はAdobe AIRやCurl等です。
ブラウザプラグインの場合、ブラウザ上で動作する手軽さといった利便性は大きなメリットですが、
ブラウザ上で動作することによる制限がランタイムに比べてデメリットとなります。
このようなブラウザの制限が障壁となるケースでは、Flexで作成したアプリケーションを
AIRへと拡張することも可能であり、その拡張性もFlexのメリットと言えます。
開発生産性
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開発言語が標準に準拠した言語であるため、他のWeb技術による開発経験があれば
習得し易い技術です。また、開発言語はオブジェクト指向をサポートしていることで、
開発効率の向上が図れます。
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Flexはサーバ側の実装を選びません。サーバ側をWindows、Linuxで構築し、
Java、.NET、PHP等で実装することが可能です。
案件ベースで最も適した実装方式により構築することができます。
弊社のFlexによるWebシステム構築の詳細につきましては、
次のFlexシステム開発ページをご覧ください。
お問合せ先
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